明るい明るいライムライト
うぅ、からだからバキバキ音がする。
こころからメキメキ音がする。
こういう時こそ映画観たいなー。
未来は明るいって、希望はどんな時でもあるって感じる映画。
最近、観た映画だと「太秦ライムライト」が一番そういう気持ちになったな。
一人の斬られ役のお話。
どんな時でも、誰かが見ていてくれる。そんなお話。
人生のすべてをかけて、何かを手に入れた男の話。
決して幸せな話では無いけど、観た後「よかった!間違いなんて何も無い」って、本当に思えて、泣いた。
こう思わせる最大の要因は、あの田園での風景にある。
主人公が失ってしまったものと、自分の人生で手に入れたものを表現した見事なシーンだった。
子どもたちの笑い声、夕日の明るさ、刻みこまれた皺の影。あの1シーンに主人公の生きた時間が凝縮されている。だから、あんなに美しい。
あのシーンだけで、主人公が何を失って、何を手に入れたかわかる。
うん、近いうちにまた観よう。